■ ID
| 1685 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| A synthesis of heat flow determinations and thermal modeling along the Nankai Trough, Japan |
■ 著者
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Robert Harris
オレゴン州立大学
Makoto Yamano
東京大学地震研究所
Masataka Kinoshita
(独)海洋研究開発機構
Glenn Spinelli
ニューメキシコ鉱物工学研究所
Hideki Hamamoto
埼玉県環境科学国際センター
Juichiro Ashi
東京大学大気海洋研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| Journal of Geophysical Research: Solid Earth, Vol.118, Issue 6, 2687?2702, 2013 |
■ 抄録・要旨
| 日本近辺の太平洋側の南海トラフ海域では、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込んでおり、しばしば巨大地震を発生させる。近年このような巨大地震は、プレート境界面の温度とも関連している可能性があることがわかってきた。このため、海底面における地殻熱流量測定を行い、このデータを境界条件として地下温度構造を推定する複数の研究が行われている。本論文では、海底深部の掘削で得られた物性データや温度データも総合的に解析し、推定方法の違いや結果の違いを比較した。この結果、プレート境界面の温度は、深部流体の熱移流によって、熱伝導による熱輸送の場合に比べると沈み込み先端部で約25度高く、地震発生帯下端部は50〜100度低いことがわかった。
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